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なぜclub[NEO]か。



私の周りにいる友人は、皆いい人ばかりだ。が、
長年その友人たちとつき合っていて、1つ想うことがあった。
「協調性が今ひとつ足りないような気がする。」
そしてなぜだか漠然と
「ぱっとしねぇ。」
とも。


私は職業柄毎日多くの人々に会い、「営業活動」と称して
雑談をしているのだが、聞くと
「昨日友達と、どこどこに行って来たさ〜。」やら
「いつもの連中とあそこに行って来ましたよ。非常に楽しかった。」だの
とても羨ましい限りである。

気の合う友人同士で、なにかをするのは非常に楽しい。
特にそれがなにかのの目的を持っていたりすると、
とても有意義だ。終わった後の、共通の達成感は一人では
味わえない物がある。

そこでふと思いついたのである。
「部活動と称して、勝手に何かをやる集団を作ってしまえば・・。」
強制的に協調性を人為的に作れます
。」





これには経緯がある。

先日、永年来の友人であるO氏が転勤先の東京から
地元に戻ってきた。その後すぐ婚姻という順風満帆なライフを
送っているという、一見何の問題もなさそうな彼である。

私は彼の新居に挨拶に行き、酒などを酌み交わしつつ、
今までの東京暮らしやこれからの生活について談笑していた。
そのときふと、彼がこう言ったのである。
「これからはお互い家も近いし、色んなことができるなぁ。
それこそ
毎日集まって『人生ゲーム』
でもできるよなぁ。ハハハハ。」




バカめ。かかりおった。」(笑)

私の友人の中でも今ひとつ「さぁ、何かやろう!」
という気持ちに欠ける彼から上記のような言葉が発せられた以上、
私もその約束?を反古にするはずもなく、此の機を逸しては
ならぬと、早々に「部活動」の新設を着々と進めていた。


そしてその何週間か後。彼の挙式のため、方々から友人たちが
彼の家に集まることになった。当然私も彼の新居に向かって
車を走らせたわけである。しかも、ある「武装」をして。


皆ある程度酒を飲み、彼の前途を祝して宴もたけなわになってきた。
私はいつ最終兵器の武装を解くか、焦っていた。
私の心の声が言う。

『まだだ、まだ早い!』

そのうち、遅れてきた者たちも集まりだし、
何回目かの乾杯のやり直しをして、いよいよ話に花が咲いてきた。

『まだだ。もっと引きつけろ!』


話題も次第に皆の昔話から、これからの彼らとのつき合いが
いっそう深くなることに関して、未来の展望など語り合っている。

『いまだ!
撃て


「さぁ、じゃ、
モノポリーでもやるか。」


私の手には数時間前、事前にトイザラスにて購入し
自宅でパーツなどを切り離され、まさに臨戦態勢を整えている
紛れもない、まさにボードゲームの王者としての風格を備えた
『モノポリー』がその全貌を余す所なくあらわにしていた。

友人たちの驚愕した面持ちを者ともせず、
私はたてつづけに発砲した。


「これから
ルール説明します。」


そして皆、強制的にそれをやらざるを得ないように足早に
ルールを説明し、さいころを振らせた。ナチのゲシュタポも
これ程かと見まごうばかりである。

しかし、さいころを何回か振っているうちに皆一様に
歓喜の声を上げている。そう。『モノポリー』の、その
圧倒的な面白さに善戦むなしく果てていったのである。
私の心の声がまたつぶやく。



『本作戦は成功であります。』

『君には苦労かけたな。』

『いえ、私は閣下にお仕えして光栄でありました。』

『此の戦争もこれで終わりだ。そうだ、君の家はどこだったかね?』

『フロリダであります』

『そうか、良いところだな。』



などとやっているうちにゲームは終了し、一息ついた所で
私はこう宣言したのである。

モノポリー部を設立します。」
(立憲君主制)

このようにしてclub[NEO]の記念すべき初代部活動が
始まったのでした。

これからも、私の独断と偏見によって、勝手に
新しい部活動を発足していきます。



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